夏目漱石のサイン
14-05-26
今日の朝日新聞の夕刊に夏目漱石の直筆署名が箱根の老舗旅館「富士屋ホテル」の宿帳に残されていたと、カーライル博物館所蔵のサインとダリッチ美術館所蔵のサインと共に、漱石のサインの写真が載っていました。
海外ではサインは本人確認だけでなく、心や体の状態を診る事にも使われております。
そこで私も漱石のアルファベットのサインを分析し漱石の心の様子を探ってみたいと思います。
「e」の文字はK.Natsumeの最後の文字であり、「e」の線の最後は丸みを帯びて上にあがって終わっています。これは冷静ではあるがハイレベルなものを探している心を表しています。「k」の右下の線も同じ筆跡特徴が表れています。
「t」の横線が縦線にかからず右側に引かれているのは、衝動的で熱心で神経質なエネルギーを表しています。そしてそのエネルギーは「s」の字を通過するほどブレーキが効かない状態である事も判ります。
「s」の文字と「u」の文字の間に空間があるのは、創造的で芸術的そして個人主義的である事を表しています。
ダリッチ美術館所蔵の「k」の最終部分のクルっとした丸は飾る心を示していますので、オシャレに気を遣うとか、文章を書く時には言葉を選び飾り文章を書くこと等がこの筆跡特徴より判ります。
この様に筆跡からは書いた方の心の数々を読み取る事ができます。上手に使う事でより良い人生を手に入れる事ができます。
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